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Austrotel ViennArt〜File 2
☆Wien 2007


時系列は逆行するが、この日は事件がもう一つあった。

Austrotel ViennArt〜File 2_a0080858_1184133.jpg(普通のお部屋はこんな感じ)

待ち歩きからホテルに戻って部屋に入ると、テーブルの上に1枚のお手紙が置いてあった。
『ホテルのセキュリテーの関係上、あらゆる電熱機器は使わないでください』
というお願いとともに、『レセプションまで連絡を』という不吉なメッセージ。


ちょっと気にかかる事があって、ざぁ〜っと部屋を見渡してみると .....

無いのだよ〜、我がティファールもどきのポットが〜。( ̄Д ̄;;


それまでは日本製旅行用の万能湯沸かし器をもって歩いていたけれど、
4年前のウィーン滞在のとき、240Vに設定をし忘れて壊してしまった。
急いで色々探したけれど、ここはウィーン。
こんなコンパクトで使い勝手の良い、また性能のいいものが見つかるわけないのだ。
あきらめていたら......マリアヒルファー通りの電気屋に、ディスカウントされた、
ティファールもどきを発見!!
今でこそ日本でも(我が家でも)、アジアのホテルでもお馴染みだけれど、
当時は珍しかったわ〜。

14.99ユーロ〜当時は120円から130円だったと思うので、2,000円以下〜
クローゼットの横の棚の上においてあったポットが無くなっていた。

どうやらお部屋のお掃除チェックが入ったらしく、その主任の目に止まったようだ。
運が悪い。
相方の話では、今年泊まったUSAのウエスティンにも、セキュリティーの理由から電気ポットは無かったそうな。
それに加えて、現在のリノヴェーションのために不安定な電圧なのか?

その後ホテル規約を見てみると、確かに『電熱器器のご使用をおやめください』
と記されていた。
仕方が無いのでポットはあきらめることとし、ポットを返してもらうようにレセプションに交渉だ。
もちろん、丁重にお詫びを言い、丁重に今後一切使わないことを約束し、
丁重に、丁重に.....


しかしやっぱりダメだった..........(;´Д`)ノ

日本人は約束を守るのに..........


それからというもの、朝に昼に夕に、レセプションを通るたびに、
我がポットを見せしめのように垣間みることになるのだった (;´Д`)ノ


・゚・。・゚゚・*:.・゚・。・゚゚・*:.・゚・。・゚゚・*:.・゚・。・゚゚・*:.・゚・。・゚゚・*:.・゚・。・゚゚・*:.


その後あまりにもと思い、箱に入れさせてもらったけど、そのままチェックアウト当日の朝まで、レセプションに飾られるが如く、鎮座し続けるのでありました。
そして、チェックアウト当日の朝返品されたポットは、ライ麦パンにスーツケースの場所を奪われ、ウィーンのホテルに居残ることに相成りましたとさ。
だって〜、コンセントの形状がウィーン使用だし、電圧も240Vだから、
オーストリアやドイツあたりじゃないと使えないの。
もちろん、日本じゃ使えません。


4年間、お世話になりました。
良い人にもらわれていくんだよ〜 (ノ´▽`)ノ ⌒(ポット)
by brauner | 2007-02-19 01:41 | *ウィーン | Comments(2)
Commented by Lee at 2007-02-20 16:33 x
何に驚いたって、どんぶりさんはウィーンまでそのポットを持って行ってたの?!ドライヤーでも持っていくの重くて嫌なのに、ポットってまた・・・。それも没収されちゃったのね。お気の毒。電熱器の使用を禁止されるのは火事が心配だからかなぁ。でもウィーンは喫煙天国なのね。とっても不思議。
Commented by brauner at 2007-02-20 23:55
あはは...実は持っていってたんですよ。
旅行用に買い替えようと思いつつ、面倒くさくてね〜。
でもティファール(もどき)って軽いんですが、場所を取るのでそれの方が問題かな?
今回パンを持って帰るため、荷物がぱんぱんで、泣く泣く(?)置いてきました...それに、元は取ったし。

そうそう、ウィーンは喫煙率高いです。
歩きタバコも日常茶飯事。
カフェやレストランでも、やっと禁煙コーナーがある店がちらほら出てきましたが、ほとんどはすっごいです。(こちらはシガーも含む)
1回店に入ると、洋服や髪の毛がタバコの匂いで苦しい程。
まぁ、古い建物ばかりなので、お店の換気の善し悪しにもよるんですけどね。
大好きなカフェでまったりも、なかなか辛いところです。
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