人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< カレル橋から 街の中心@旧市街広場 >>
プラハにおける夜の文化活動@ルドルフィヌム
☆Praha 2012

せっかくプラハまでやってきたので、文化活動もしておきませう。

プラハにおける夜の文化活動@ルドルフィヌム_a0080858_1955020.jpg


チェコフィルの本拠地・ルドルフィヌム〜芸術家の家〜です。
ヴルタヴァ川のほとりにたたずむ、このコンサートホールはプラハの春・国際音楽祭
メイン会場(ドヴォルジャークホール)。


プラハにおける夜の文化活動@ルドルフィヌム_a0080858_19145468.jpg


ルドルフィヌムの前庭(広場)から、川向こうの山の上にそびえるプラハ城も一望できて、
夕暮れ時のここの広場からの景色もいいものです。




プラハにおける夜の文化活動@ルドルフィヌム_a0080858_1947379.jpg


さて、この日の演目は、チェコフィルハーモニー管弦楽団による
マーラーの『大地の歌』モーツァルトの『プラハ』

舞台の上は大編成で、所狭しと椅子が並べてあります。
ここのホールはパイプオルガンの前にも座れるようだし、男前の指揮者さんや
指揮棒片手に優雅に踊る指揮者さんだったら、この席で熱く見つめるのも
なかなかオツなもの・・・これ、なかなか面白いんですよ037.gif

ただ今回はソリストによる歌も入るので、オーケストラと歌のバランス、
そして迫力を考え、席は2階のバルコニー中程・1列目にしました。


プラハにおける夜の文化活動@ルドルフィヌム_a0080858_19475733.jpg


私の席から見たホール後方、ギャレリーです。
見た感じは素敵なんですが、柱の陰の席ではちょとねぇ・・・


プラハにおける夜の文化活動@ルドルフィヌム_a0080858_19482276.jpg


さてさて、このホールの特徴ともいえる1階平土間の座席配置です。
普通のホールなら中央とかに通路をもうけるでしょ?
でも、ここは両端にあるだけ!!
横一列がこんなに長いホールは本当に珍しいです。

中央付近の席の人は、休憩時間を早めに切り上げて、開演ベルの鳴る前に
先に座らないとならないし、逆に両端・通路側の人は先にホールに入っても、
中央の人が座席に着くまで通路で立って待つ、こういうマナーが暗黙の了解なんですよね〜。

そしてもうひとつ、1階の平土間にこれだけの傾斜があるホールも珍しいかもしれません。



コンサートはニューイヤーのためか?、楽団員さんもお客さんもどこか
和気あいあいムードって感じ。
ま、ニューイヤーのお休み明けですからね、こんなもんかな音譜
by brauner | 2012-03-27 22:22 | ★オペラ・コンサート | Comments(2)
Commented by lee_makan at 2012-03-31 09:31
時々ホールの設計もしますが、こういう座席配置を見ると、
災害があった時に避難が難しいだろうと考えてしまいます。
地震や津波はなくても、火災はどこでも起きるので・・・
Commented by brauner at 2012-03-31 23:46
★Leeさんに指摘されてはっとしましたよ〜。
中央に通路が無いこの座席配置は、かなりハイリスクですよね。

>火災はどこでも起きるので・・・
こういう造りだと避難経路はどうするんだろう?
ただでさえ地元の観客は『お達者クラブ』みたいな年齢層ですから(笑)
<< カレル橋から 街の中心@旧市街広場 >>