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オーストリア航空における機内ムカつき事件2
さて、目覚めた相方に、事の顛末を逐一報告し、とりあえずワシの怒りモードをぶつけた事で、少し気持ちは落ち着いた。

しかし、この間も大宴会は続いている。


ワシらの席は後方ギャレーに近い場所で、悪い事に、何人か固まって座っている楽団員が多い場所だった。
前方通路をみれば、5〜6個のグループが出来ている。
そのうち一番大きな固まりが、ワシらの席のすぐ目の前。
7〜8人はいたなぁ。


さ、最悪だー!!


ふと隣の相方をみると、お怒りモード爆発寸前。
『ま、マズイ、コイツを怒らすとマズイ』
と思ったのもつかの間....相方はすっくと立ち上がり、

『みなさん、自分の席へ!!
君らの声はうるさい!!
とても迷惑だ!!
席へ戻りなさい!!』

もう怒鳴った。
それも、分かりやすすぎる、ブロークンなイングリッシュで。

びっくりした様子でこちらを向いた集団は、次の瞬間、何事も無かったかのように大宴会を続けた。

そう、無視されたのだ!!
絶対に分かるイングリッシュに、分からないふりをしたのだ!!


ドイツ語しか分からないふりをするのであれば、CA(キャビンアテンダントね)に訴えるしかもう手だては無い。
だって、ワシらドイツ語しゃべれないもん。

とにかく、日本語でしかこの怒りは表現できない。
しかたなくギャレーへ行き、まずは日本人CAに怒りをぶつけた。
彼女は先程から何度かこのグループに注意を促してくれてはいた。
しかし、状況はいっこうに改善されない。
そう、彼女も無視されていたのだ。

『席があるのであれば移りたいが、それも出来ないのなら、とにかくこの状況を何とかしてほしい。こんな不愉快なフライトは始めただわ!!』
と、訴えるワシ。

『申し訳ございません。どこかの楽団員さん達で、先ほどから再三注意は促してはいるのですが....』


隣でこのやり取りを見ていた、ちょっと年配のオーストリア人CAに、ワシの苦情を通訳してくれた。
オーストリア人CAの彼女は大きくうなずいて、注意をしに行ってくれた。


そして席に戻ってみると、少々声は小さくなったものの、相変わらずの状況。
エコノミー症候群対策飲み物サービスもままならない。
そして、酔っぱらいの笑い声は最高潮へと達するのであった.....
この間にもCAの注意は何度かあった。

しかしさぁ、こんな世の中だから、もしこの航空会社が米系だったら、コイツら機内逮捕だわよ。
米系に乗れば、当然機内はUSA。
だいたい機内の通路をふさいで酒を飲むとか、回りの乗客に迷惑をかけるとか。
ましてCAの注意を聞き入れないなんて、考えられないし、許されない!!


ちなみにこの便は、オーストリア航空と全日空の共同運行便。
関係ありませんが、全日空の各安航空券の方が1万円以上高いし、燃料サーチャージも倍くらい高い。
同じ飛行機、同じ機内食、同じサービスなのに、オーストリア航空のチケットの方が安いというのは、いかがなものか?


回りの迷惑も注意も、CAの注意も受け入れないでビアホール状態で騒ぐヤツら。
もう日本到着まで我慢するしか無いのか、と思っていたら.....



キャビンアテンダントは最終手段に打って出ました!!
『シートベルト着用サイン』を点灯!!

それでもヤツらはサインを無視。
ついにCAは席に戻るように、ヤツら各々に指を指しながら大声で巡回を始めた。

普通着用サインが出ると、機長やCAの状況説明が機内放送されるけれど、
このときは明らかに何も無し。
当然揺れる事もなく、乱気流も無し。

すごすごと自分の席に戻るヤツらに、
『ブラボー、ブラボー!!』
と大声で賛辞を贈る隣の相方。
『ヲイヲイ、もうヤツらをあおるのを止めとけよ、相方!!』

ワシらの斜め前にいた、ものすごく酔っぱらったでっぷり腹の出た首謀核のオヤジは、年配チーフ核のCAにドイツ語でとくとくと、強く注意を受けていた。


ざまーみろ。


しかし、このシートベルト着用サインも、悲しいかな長くは続かなかったのだ.....


またまた、To be continue.....
(長くてすみません m(_ _)m)
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by brauner | 2007-02-04 16:41 | ★機内食・Air・空港 | Comments(2)
Commented by Lee at 2007-02-04 21:13 x
おもしろーい!いやいや、機内にいたどんぶりさんと相方さんは散々な目に合って大変だったのだろうけど。。。
シートベルト着用サインと来たか!私も心の中でブラボーって叫んでしまいましたよ。
日本~シンガの6時間半だったらまだしも、11時間強でしょ?
辛ーーーっ!それも帰りになんて、どっと疲れが出るね。
普通でも酔っ払いが大嫌いな私なので、同じ状況では一人旅してても切れてると思います。
わー、でも相方さんのように英語で怒鳴る勇気はないなぁ。。。
続きがすごーい楽しみです。
Commented by brauner at 2007-02-05 03:28
こちらの人は飲んで語るのが好きですが、まさか飛行機の中までとは.....
ワインケラーやホイリゲ(酒場)でも、ここまでうるさくないですね〜。

公共の場である、電車や飛行機の中でも、子供達はとても静かにおとなしくするよう躾られています。
日本のように、ぐずったり泣き叫んだりする子は、ほとんど見かけません。
ワンちゃんだって一声も吠える事無く、レストランやカフェでもおとなしくしています。
それなのに、大の大人がこれなんて.....
生活感覚の違いとはいえ、びっくりでした。

でも中には、夜に子供を連れてレストランなんかに行く人に注意したり、静かにするように言ったりする人もいるんですよ。
個人主義の欧州では、自分の意志を伝えなければ物事が進まないので、そこのあたりは旅行していてもちょっと疲れますね〜。
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